2000円割れのハピネット、増配も評価すれば25日線接近は好買い場
■好決算発表売りのパターンで下げる、増配も評価すれば25日線接近は好買い場
ハピネット <7552> は、88円安の1960円と前日の271円安に続いて下げ、去る、4日以来の2000円台を割り込んでいる。株価はどう動くか。
第1四半期決算を発表した11日には年初来高値2371円と買われていた。決算自体は好内容だったが、最近の特徴となっている、「好決算発表売り」の流れに逆らえなかった。
その今3月期第1四半期業績は、売上高は400億3900万円(前年同期比10.7%増)、営業利益は8億3100万円(同37.7%増)、経常利益は8億6300万円(同40.6%増)、純利益は9億2800万円(同3.6倍)と大幅増益だった。中核事業である玩具事業でバンダイのキャラクター商材「妖怪ウォッチ」や「仮面ライダー鎧武/ガイム」が好調に推移した。
今3月期通期は前期比1.5%増収、営業利益2.9%増益、1株利益114.9円、配当は2.25円増配して年27円とする見通し。従来見通しを据え置いたことで、9月中間期業績予想を大幅に上方修正したミクシィへ乗り換える動きも出たようだ。
PERは17.0倍とややマーケット平均を上回るが、好人気のゲーム関連ということを考えればとくに割高感はない。増配も考慮すれば押し目買いは有効だろう。
25日線(1896円)を割り込むことはないとみられるので25日線への接近が狙い場だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
ハピネット<7552>(東1)は、88円安の1960円と前日の271円安に続いて下げ、去る、4日以来の2000円台を割り込んでいる。株価はどう動くか。
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2014-08-13 14:45