日経平均終値は52円高、関電化、ソフトバンクなど買われる
13日の日経平均株価終値は、52円32銭高の1万5213円63銭と3日続伸。
寄り付きの日経平均は、前日NYダウの3日ぶり反落もあり、49円安の1万5111円でスタート。ただし、積極的に売り込む動きは見られず、午前9時台に日経平均はプラス転換した後、前場は前日終値付近でのもみ合いに終始した。
後場に入ると先物主導と見られる買いが日経平均を押し上げ、小幅高で推移。大引け前には74円高まで買われる場面もあった。
個別では、今3月期予想を上方修正した関東電化工業 <4047> や、今12月期の利益予想を増額したラオックス <8202> が急騰。今2月期の業績予想を上方修正したキャリアリンク <6070> や、共同でのメガソーラー開発を発表したグリムス <3150> も買われた。出資するアリババ株の上場に向けた動きが報じられ、ソフトバンク <9984> もジリ高となった。
また、7月中間期業績予想を増額したコーセーアールイー <3246> がストップ高を付け、今12月期の業績予想を上方修正した中野冷機 <6411> や福田組 <1899> も一時ストップ高まで買われた。
一方、中期経営計画の最終年度の延期と減額を発表したアルバック <6728> がストップ安。1Qの利益減や低進ちょくが嫌気されたマツモトキヨシホールディングス <3088> 、1Qの赤字幅が拡大した中西製作所 <5941> が大きく売られた。
前日ストップ高の反動安となったガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> や、1Qが大幅利益減に終わったクレハ <4023> も弱含んだ。
業種別では、海運、ノンバンク、鉄鋼、不動産、空運、非鉄金属株などが買われ、鉱業株や医薬品株が弱い動きをみせた。(編集担当:片岡利文)
13日の日経平均株価終値は、52円32銭高の1万5213円63銭と3日続伸。
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2014-08-13 15:00