学研HDが今9月期業績予想を大幅減額
学研ホールディングス <9470> が13日引け後、今9月期の業績予想を修正した。
売上高は従来予想の930億円から910億円(前期比4.8%増)に引き下げ。営業利益は23億円から10億5000万円(同49.5%減)に、純利益は18億円から5億円(同71.9%減)へと大幅減額し、どちらも減益予想に転じている。
出版事業で定期誌やムック本の返品が改善しないため、第4四半期の返品見通しを引き上げたほか、発行点数の削減も実施する。売上減とともに返品在庫の処分による売上原価増を見込み、業績予想を修正したという。
同時に発表された第3四半期業績は、売上高が前年同期比6.4%増の674億900万円となり、営業赤字は5億4600万円(前年同期は10億1900万円の黒字)、最終赤字は10億2800万円(同7億100万円の黒字)に落ち込んでいる。
学研HDの13日の終値は、前日比変わらずの278円。同社株は3月20日に253円の年初来安値を付けている。(編集担当:片岡利文)
学研ホールディングスが13日引け後、今9月期の業績予想を修正した。
japan,company
2014-08-13 15:45