新日科学は急反発、そーせいと共同で経鼻投与基盤技術を利用した研究開発を推進
新日本科学 <2395> は3営業日ぶりに急反発し、午前9時22分に88円高(10.64%高)の915円を付けた。13日引け後、そーせいグループ <4565> と共同で、新日科学が有する独自の経鼻投与基盤技術を利用した医薬品の研究開発を進めると発表した。
すでにエピネフリン経鼻剤に関わる事業化推進のための共同プロジェクトが進行中で、新日科学が米製薬会社のG2Bと共同で開発しているエピネフリン経鼻剤について、そーせいはアナフィラキシーショックに対応できる可能性が高いと判断。G2Bの初期の資金需要に対してプロジェクトファイナンスを実施することを決定した。
併せて新日科学はエピネフリン経鼻剤の関わる経鼻投与基盤技術のライセンスオプション権をG2Bに付与する。今後、G2Bが新日科学の経鼻投与基盤技術をライセンスするオプションを行使した場合には、G2Bからライセンス契約に伴う一時金、マイルストーン、ロイヤリティを受け取る。
一方、そーせいはG2Bが得る将来の収益からの一定の利益還元を受け、更なる資金需要に対して追加投資するために優先的に交渉する権利、エピネフリン経鼻剤の全世界における開発・商業化権を獲得するために交渉するオプション権を得る。(編集担当:宮川子平)
新日本科学は3営業日ぶりに急反発し、午前9時22分に88円高(10.64%高)の915円を付けた。
japan,company
2014-08-14 09:30