ユーグレナが軟調、3Q利益の低進ちょくなど懸念

 ユーグレナ <2931> が急反落。朝方に37円安(2.7%安)の1312円まで売られ、その後も下値を模索している。  同社は13日引け後に、今9月期の第3四半期業績を発表。売上高は前年期比56.4%増の21億8400万円、営業利益は同14.0%増の8500万円となったものの、純利益は同83.2%減の6900万円と落ち込んだ。  14日の株価軟調は、消費税引き下げに伴う大口OEM取引先からの前倒し受注の反動により、4―6月期の売上高が1―3月期からやや減少したことや、対通期での利益水準の低進ちょくなどが懸念されたもようだ。  ユーグレナは通期業績予想を据え置いており、売上高は31億1300万円(前期比48.8%減)、営業利益は1億7600万円(前期と同水準)、純利益は1億4400万円(同70.1%減)を見通している。また、今期は期初の時点から「創出される利益はすべて将来投資へ」との方針を打ち出している。(編集担当:片岡利文)
ユーグレナが急反落。朝方に37円安(2.7%安)の1312円まで売られ、その後も下値を模索している。
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2014-08-14 11:30