カメラ大国の日本が大発明 科学反応も撮影できるようになる=中国メディア

 中国メディアの澎湃新聞は13日、「カメラ大国の日本でこのほど、撮影技術の大発明がなされた」とし、「日本人が光のように高速な物体すらスローモーションで撮影することに成功した」と伝えた。  記事は、東京大学と慶応大学の共同研究チームが科学誌ネイチャーフォトニクス電子版において、「世界最高速」で連続撮影が可能なカメラを発表したことを紹介。さらにその性能は「4.37兆分の1秒ごとの撮影が可能」、「従来の高速のカメラの1000倍以上」などと伝えた。  記事は、東京大学と慶応大学の共同研究チームが発表した世界最高速のカメラには「Sequentially Timed All-optical Mapping Photography (STAMP)」と呼ばれる新しい超高速撮影法が採用されていることを紹介。  さらに、「STAMPは100年以上にわたって続いてきた撮影および撮影速度を向上させるための考え方を根底からひっくり返すもの」とし、熱が伝導する様子やプラズマ現象といった従来のカメラでは撮影が難しかった化学反応も撮影できるようになると伝えた。  記事は、東京大学と慶応大学の共同研究チームによる世界最高速のカメラは今後、小型化が進むと同時に、自動車の部品の生産や半導体の製造から医療まで幅広い分野で活躍する可能性があると紹介した。(編集担当:村山健二)(写真は澎湃新聞の13日付報道の画面キャプチャ)
中国メディアの澎湃新聞は13日、「カメラ大国の日本でこのほど、撮影技術の大発明がなされた」とし、「日本人が光のように高速な物体すらスローモーションで撮影することに成功した」と伝えた。(写真は澎湃新聞の13日付報道の画面キャプチャ)
japan,technology
2014-08-14 12:45