マネックスGが急反発、ドイツ証が投資判断を引き上げ

 マネックスグループ <8698> が急反発。前場に15円高の319円まで買われた。同社株は8日に299円の年初来安値を付けていた。  ドイツ証券が14日付で、同社とカブドットコム証券 <8703> の投資判断を「ホールド(中立)」から「バイ(買い)」に引き上げたことが好感されている。  マネックスGについては、6月末以降に同社の株価がTOPIXを19%アンダーパフォームした点を指摘。「FX取引市場や売買代金シェアの見通しに不透明感は残る」としたものの、割安感が感じられる水準になったと判断している。  KABU.Cは、手数料率引き下げに伴う収益シェアの伸び悩みが株価の重しだったと同リポートはみているが、現在の価格体系や市場環境をベースにすれば「手数料率には底打ち感がある」とコメント。今後は収益シェアの改善やバリュエーション格差の修正が期待できるとした。  KABU.Cの14日の株価は、朝方に18円高の495円まで買われている。(編集担当:片岡利文)
マネックスグループが急反発。前場に15円高の319円まで買われた。同社株は8日に299円の年初来安値を付けていた。
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2014-08-14 13:00