リアルコムは後場一段高、工期遅れの案件が今6月期に収益計上
リアルコム <3856> は朝方に弱含み、21円安の487円まで売られたものの、その後すぐにプラス転換。後場には一段高となり、午後1時33分に67円高(7.6%高)の575円まで上昇している。
同社は14日引け後、前14年6月期の業績予想を下方修正。売上高は33億7900万円33億4600万円(前期比45.3%増)に微減額、営業利益は5億2500万円から2億6300万円(同37.0%増)に、純利益は4億5200万円から2億3700万円(前期は2億9300万円の赤字)に引き下げた。
リアルコムが注力する太陽光発電事業において、前期末に完成を予定していた大型太陽光発電所案件が、天候不順や工事現場の人員不足から工事に遅れが生じたことが主因となった。
完成が今6月期にずれ込んだため、売上高で約2億6000万円、粗利益で約1億2000万円が今期に計上される予定。このため、今期の収益回復が期待されて株価は売り一巡後に反転したもようだ。(編集担当:片岡利文)
リアルコムは朝方に弱含み、21円安の487円まで売られたものの、その後すぐにプラス転換。
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2014-08-14 14:15