日経平均は2円高スタート、カジノ参入報道の京急が急伸
15日の日経平均株価は、2円58銭高の1万5317円15銭で寄り付いた。
前日のNYダウは61ドル高と続伸。ウォルマート・ストアーズが利益見通しを引き下げたものの、全体としては堅調となった。日経平均も材料難ながら小幅高でスタートし、前日終値付近でのもみ合いとなっている。
個別では、N・フィールド <6077> との業務提携を発表したワイヤレスゲート <9419> が買い気配。Nフィールドも急伸している。
また、カジノ運営に参入を検討していると報道された京浜急行電鉄 <9006> や、4―6月期の経常利益が実質37%増となったエムアップ <3661> も買い気配でスタート。今期も連続での増収増益を予想したウェルネット <2428> や、自動車のカメラ用画像センサーに参入と報じられたソニー <6758> が急伸。約100億円のコスト削減方針を打ち出した富士通ゼネラル <6755> も大幅高している。
一方で、1Q業績で営業赤字が大幅拡大した大泉製作所 <6618> や、1―6月期の純利益が24%減となったネクソン <3659> が売り気配となり、電力小売りへの参入が伝えられた大日本印刷 <7912> 、今12月期の営業益予想を大幅減額した東燃ゼネラル石油 <5012> などが弱含んでいる。(編集担当:片岡利文)
15日の日経平均株価は、2円58銭高の1万5317円15銭で寄り付いた。
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2014-08-15 08:15