サムスン 急成長する「中国スマホメーカー」を課題に緊急対策会議か=韓国

 香港メディアの大公網は14日、朝鮮日報の報道を引用し、サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が北京で緊急対策会議を開く見通しであることを伝え、その目的は「急成長する中国のスマートフォンメーカーへの対策を検討する」ことにあると報じた。  記事は、李在鎔副会長がサムスン電子のIT部門やモバイル部門の幹部を集めて北京市内で対策会議を行うと伝え、2013年末から提供を始めた中国でのLTEサービスに関する現状について話し合うほか、同社のスマートフォンの市場シェア向上に向けての施策を検討すると伝えた。  さらに、関係者の発言として、李在鎔副会長は今回の中国訪問では工場の視察などは一切行わない見通しと伝え、その背景にはサムスンのスマートフォン事業をめぐる厳しい現状があると論じた。  続けて、米国の市場調査会社Canalysのデータを引用し、中国市場における14年第2四半期のメーカー別出荷台数でサムスンが中国の小米科技(シャオミ)に初めて抜かれたことを指摘。  李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が北京で緊急会議を開催することは、サムスンが世界最大のスマートフォン市場である中国で急成長を続ける中国メーカーへの対策を喫緊の課題と位置づけていることを示すものとの見解を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
香港メディアの大公網は14日、朝鮮日報の報道を引用し、サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が北京で緊急対策会議を開く見通しであることを伝え、その目的は「急成長する中国のスマートフォンメーカーへの対策を検討する」ことにあると報じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-08-15 09:30