決算を受けてコンセンサス予想が大きく上方修正された銘柄は=金山敏之

 先月下旬からスタートした3月期決算企業の第1四半期決算も終わりに近づいてきました。こうしたなか7月中に決算を発表した銘柄では決算発表から2週間以上が経過しています。そのためアナリストの業績予想の見直しもある程度進んだと思われます。そこでまずは7月30日までに決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象にアナリストの業績のコンセンサス予想がどの様に修正されたかをチェックしてみました。     今回はそのなかから見直されたコンセンサス予想が決算発表前に比べて5%以上引き上げられた銘柄をピックアップしてみました。そのなかでも1割以上もコンセンサス予想が引き上げられたのがアドバンテスト <6857> で、決算後の見直しで会社予想を下回っていたコンセンサス予想が会社予想にさや寄せする格好となっています。その他の銘柄では見直しによって会社予想とのかい離が一段と開く格好となっており、大日本住友製薬 <4506> のコンセンサス予想は会社予想を2割以上も上回る水準となっています。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回はそのなかから見直されたコンセンサス予想が決算発表前に比べて5%以上引き上げられた銘柄をピックアップしてみました。
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2014-08-15 17:30