萩原工業1500円のモミ合い煮詰まる、今10月期2ケタ増益

  萩原工業 <7856> は、6月につけた高値1638円を前に1500円前後でモミ合っている。大手ゼンコン株中心に建設株が堅調で、公共投資関連など物色の裾野が広がると期待されるほか、5日移動平均線が25日移動平均線を上抜けミニゴールデンクロスを示現しており、もみ合いを上放れする可能性があり注目したい。   同社は、ポリエチレン・ポリプロピレンを主原料とした合成樹脂繊維のフラットヤーンを用いた関連製品、およびフラットヤーン技術を応用したスリッター等、産業機械の製造・販売を行っている。足元の業績は、今10月期売上高223億円(前年同期比2.8%増)、営業利益24億円(同16.7%増)、経常利益24億円(同12.9%増)、純利益14億2000万円(同6.7%増)を見込む。年間配当は40円を予定している。   株価は、6月4日に年初来高値1638円と買われた後、1580円手前をレンジ上限としてもみ合っているが、1500円を割り込む場面では下値買いが入っており、煮詰まり感が出始めている。復旧、復興工事や中央リニア新幹線建設など中長期に渡る工事において、今後もシートや土のうなど同社製品の需要が増加すると予想される。今期予想PER8倍台・PBR0.74と割安感があるほか、配当利回りも2.5%と利回り妙味もソコソコあり見直し余地が広がる。上放れ期待で注目したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
萩原工業<7856>(東1)は、6月につけた高値1638円を前に1500円前後でモミ合っている。大手ゼンコン株中心に建設株が堅調で、公共投資関連など物色の裾野が広がると期待されるほか・・・。
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2014-08-16 14:30