日経平均は前週末終値を挟んで小動き、材料難で方向感欠く
18日の日経平均株価は前週末比16銭高の1万5318円50銭で寄り付いた。国内企業の決算発表がほぼ出尽くして手掛かり材料が乏しく、方向感の欠く展開となった。
業種別では、住友金属鉱山 <5713> など非鉄金属株、野村不動産ホールディングス <3231> など不動産株、鹿島 <1812> など建設株が下落。半面、国際石油開発帝石 <1605> など資源開発株や出光興産 <5019> など石油関連株は底堅く、川崎汽船 <9107> など海運株もしっかり。
個別では、スイス製薬大手のロシュが完全子会社化を検討と報じられた中外製薬 <4519> や15年3月期業績予想を上方修正したアクセル <6730> 、スマートフォンを内線電話として使えるアプリを開発した日本エンタープライズ <4829> などが買い気配スタート。
半面、外資系証券による投資判断の引き下げが観測されたアコム <8572> や国内証券による投資判断の引き下げが観測されたグリー <3632> などは売りが先行した。(編集担当:宮川子平)
18日の日経平均株価は前週末比16銭高の1万5318円50銭で寄り付いた。
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2014-08-18 09:15