【今日のドル円】テクニカルとファンダメンタル異なる方向感で動きづらい公算
15日のドル/円相場は、欧米株高を受けて一時102.714円まで上昇したが、ウクライナ情勢緊迫化を嫌気して102.140円まで反落。もっとも売り一巡後は102.40円前後まで買い戻されるなど、方向感が定まらなかった。
この日の下押しの際に20日移動平均線が下値支持となった上、同線の傾きは上向きを維持している事から、テクニカル面では上昇トレンドの中にあると解される。しかし、材料面ではウクライナ情勢不安を巡る懸念が根強い上、米国債利払いに絡んだ円買いフローが出る可能性など、上値を重くする材料が目立つ。
本日はテクニカルとファンダメンタルの方向が異なる中、ドル/円は方向感模索の展開が予想される。上げたとしてもボリンジャーバンド2シグマ上限(本稿執筆時点では102.973円)が上値を抑え、下げたとしても20日線(同、102.203円)が下値を支えると見る。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
15日のドル/円相場は、欧米株高を受けて一時102.714円まで上昇したが、ウクライナ情勢緊迫化を嫌気して102.140円まで反落。もっとも売り一巡後は102.40円前後まで買い戻されるなど、方向感が定まらなかった。
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2014-08-18 10:00