ミクシィは小幅高、ゴールドマン証が「中立」に引き上げ

 ミクシィ <2121> は60円高の5920円で前場の取引を終えた。朝方には6180円を付けたが、買い一巡後は上げ幅を縮小。マイナス圏へ沈む場面もみられた。  ゴールドマン・サックス証券が16日付リポートで、投資判断を「売り推奨」から「中立」に引き上げた。目標株価は6500円(従来は960円)に見直している。  スマートフォン向けゲームアプリの「モンスターストライク(モンスト)」は100万ダウンロードを達成し、アクティブ率も高いと推定。足元の売上が想定を大きく上回っているだけでなく、ユーザー数がクリティカルマスまで拡大したため、今後もネットワーク効果で売上成長が続くとみた。  ガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> の「パズル&ドラゴンズ」、コロプラ <3668> の「魔法使いと黒猫のウィズ」が1500万ダウンロード以降の売上増加ペースが緩やかになったことも考慮しつつ、同証券ではモンストの国内月次売上の将来規模を現状売上の約60億円から約1.5倍の90億―100億円と予想している。(編集担当:宮川子平)
ミクシィ(2121)は60円高の5920円で前場の取引を終えた。
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2014-08-18 11:30