トランスGは一時急伸、一般消費者向け遺伝子検査サービスを開始へ
トランスジェニック <2342> は急伸し、前場は48円高(10.86%高)の490円を付ける場面があった。18日午前、遺伝子検査を手掛けるサインポスト(大阪市)と協働し、ヘルスケア分野へ事業参入すると発表した。
トランスGは研究者向けに遺伝子解析サービスを提供している。一方、サインポストは遺伝子解析による動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病腎症、糖尿病網膜症について1万例を超える蓄積データに基づき、進展程度や発症リスク判定の遺伝子検査サービスを展開している。
トランスGはサインポストとともに、9月から一般消費者向けの遺伝子検査サービスを開始し、新規市場での事業拡大を図る。15年3月期業績への影響は軽微とした。
遺伝子検査ビジネスは、血液や唾液など生体試料中の遺伝子を解析し、疾病罹患リスク、体質、能力、血縁関係などを判定・評価するビジネスで、消費者とインターネットなどで検体採取キットおよび検査結果を直接取引する遺伝子検査ビジネスが急速に広がっている。(編集担当:宮川子平)
トランスジェニックは一時急伸し、午前10時に48円高(10.86%高)の490円を付けた。
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2014-08-18 12:15