モルフォ、今期利益予想を上方修正、中国のソフト開発会社との業務提携も発表
モルフォ <3653> は18日引け後、14年10月期利益予想の上方修正を発表した。売上高予想は13億5000万円(前期比28.7%増)を据え置いたが、営業利益を1億円から2億5000万円(同4.8倍)、純利益を6100万円から1億6000万円(同5.3倍)に増額した。
スマートフォン(スマホ)の普及で日本国内やグローバルでシェアを伸ばしている海外の携帯電話端末機器メーカー各社への営業活動を積極化したことが奏功し、国内の携帯電話端末機器メーカーへの売上減をカバー。海外展開の加速に伴って経費の増加を予想したが、徹底したコスト管理で想定よりも減少する見込みになった。
18日は中国北京市のサンダーソフト社との業務提携も発表した。サンダーソフト社はメーカー各社にモルフォ製品の営業および販売活動を行い、モルフォは取引先に対する製品の技術サポートをサンダーソフト社へ委託する。スマホメーカーや半導体メーカー各社に対するOS開発や最適化などの実績や、中国で営業網を持つサンダーソフト社と提携することで今後の成長機会を取り込む。契約締結は8月下旬を予定している。
モルフォの18日終値は425円高の3645円。(編集担当:宮川子平)
モルフォ(3653)は18日引け後、14年10月期利益予想の上方修正を発表した。
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2014-08-18 16:15