ヨロズが急落、公募増資など発表し希薄化を懸念

　ヨロズ <7294> が急落。午前９時２５分に１９１円安（９．９％安）の１７３４円まで売られている。 　同社は１８日引け後、新株発行や自己株式の売り出しを発表し、株式の希薄化懸念などが売り要因となった。 　公募増資による新株発行は３００万株、自己株式の売り出しが１００万株となり、第三者割当増資により上限６０万株の株式売り出しをオーバーアロットメント方式で行う。発行済株式数は最大で３６０万株（従来の１６．８％）増加し、２５０５万５６３６株となるという。 　同社はサスペンションなどの自動車部品メーカー。上限で７９億８２００万円となる調達資金は、７０億円を米国やブラジル、タイ、中国などの子会社における設備増強に充当する計画としている。（編集担当：片岡利文）