ルネサスが堅調、電源ICの新製品を欧州展開

 ルネサスエレクトロニクス <6723> が寄り付き直後に12円高(1.6%高)の745円まで上昇。その後は前日終値付近まで戻したあと、再度上値をうかがっている。  同社が欧州やシンガポール市場に向けて、スマートメーター(次世代電力計)用電源ICの新製品を開発したと、19日付の日本経済新聞が報道。材料視されている。  同製品はルネサス製のマイコンと組み合わせることで、待機時の消費電力が大幅削減できる機能を持つ。国内で販売している製品を海外の電圧に合わせて改良しており、来春には月産150万個体制を目指すと報じられている。  同社は8月6日に今3月期の第1四半期業績を発表。同時に9月中間期の業績予想を開示しており、中間期の売上高は4130億円(前期比0.9%減)、営業利益は460億円(前年同期の2.2倍)を計画。通期計画は未定としている。(編集担当:片岡利文)
ルネサスエレクトロニクスが寄り付き直後に12円高(1.6%高)の745円まで上昇。その後は前日終値付近まで戻したあと、再度上値をうかがっている。
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2014-08-19 11:15