【今日のドル円】7月高値が視野に、鍵を握るのはFOMCタカ派的要素は追い風に

 ドル/円は昨日、良好な米経済指標の結果などを受けて上昇。7月高値103.062円が視野に入ってきている。ここを突破して、4月半ば以降のレンジ相場を上方に抜ける形となるか、それとも再度失速するかが本日の焦点になる。鍵を握るのは米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録になろう。  7月30日に発表された声明では、「予想インフレ率が2%の長期目標を下回り、長期的なインフレ期待が抑制されれば、資産購入プログラムを終了した後もかなりの期間にわたってFF金利を現在の目標範囲に維持する事が適切である可能性が高い」というハト派的な内容で、米低金利政策の長期化観測が広がる結果になったが、プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁が「声明文が経済的進展を反映していない」として反対票を投じるなど、タカ派的な要素も散見された。  今回の議事録から、そうしたタカ派的な要素が目立ってきていると市場が解釈すれば、ドル/円には追い風となろう。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ドル/円は昨日、良好な米経済指標の結果などを受けて上昇。7月高値103.062円が視野に入ってきている。ここを突破して、4月半ば以降のレンジ相場を上方に抜ける形となるか、それとも再度失速するかが本日の焦点になる。鍵を握るのは米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録になろう。
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2014-08-20 09:45