「羽田空港アクセス線」構想が実現か、鉄建など急騰
鉄建 <1815> が20日に41円高(8.8%高)の507円まで急騰。東鉄工業 <1835> も大幅高するなど、鉄道インフラ整備の関連銘柄が買われている。
JR東日本 <9020> が19日に、政府の交通政策審議会で「羽田空港アクセス線」の構想を発表。羽田空港から都心各駅が直通となる新線となるという。
羽田空港から東京駅や新宿駅が乗り換えなしで結ばれ、移動時間も大幅に短縮される。2020年の東京五輪までに一部路線が開通し、空港近くの未開通区間では仮設駅を設置しバス輸送などを行うという。
同計画はJR東日本の株主総会で一部が説明されていたが、このときは2020年までの開業は難しいと見られていた。今回は本格的な計画の検討が明らかとなったことで、関連株への物色につながったもようだ。
JR東日本の株価は、朝方の買い一巡後に急落。午前10時24分に86円安(1.0%安)の8233円まで売られている。(編集担当:片岡利文)
鉄建が20日に41円高(8.8%高)の507円まで急騰。
japan,company
2014-08-20 10:45