北川精機はストップ高買い気配、前期は最終黒字確保し継続疑義解消

 北川精機 <6327> は50円ストップ高の208円買い気配。19日引け後に発表した14年6月期の決算で最終黒字を確保したうえ、「継続企業の前提に関する注記」の記載を解消したと発表したことが買い材料視された。  14年6月期の売上高は前期比14.4%増の40億2700万円、営業利益は同21.9%増の1億6800万円、純利益は同42.9%減の8900万円だった。従来は最終赤字を見込んでいたが、第4四半期に短納期の大型案件を売上計上できたほか、投資有価証券売却益の計上により、計画を上回って着地。2期連続で黒字を達成した。  15年6月期は売上高46億3000万円(前期比15.0%増)、営業利益2億4500万円(同45.8%増)、純利益1億1500万円(同28.0%増)を計画している。スマートフォン・タブレット関連企業に納入する「プリント基板製造装置」と建材関連企業に納入する「合板プレス」を軸に経営基盤の強化に取り組むとした。(編集担当:宮川子平)
北川精機は50円ストップ高の208円買い気配。
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2014-08-20 11:00