韓国のスマホ市場 「販売制度改正」で競争激化か=韓国

中国メディアの中国日報網は19日、韓国メディアの亜洲経済を引用し、韓国のスマートフォン市場の販売制度が「移動通信端末装置流通構造改善に関する法律」の施行によって変わり、2014年の下半期は日本や中国のスマートフォンが激しい競争を繰り広げる見通しと伝えた。
報道によれば、韓国のスマートフォン市場における現在の販売制度では、海外メーカーの商品は本体のみの販売が行われ、キャリアが提供するセット割引などの優待の対象には含まれていなかった。だが、制度改正によって本体のみを購入した消費者も、後から優待を受けることができるようになった。
記事は、中国の華為技術(ファーウェイ)がまもなく韓国市場にスマートフォンを投入する見通しと伝え、「韓国国内ではファーウェイの製品は極めて高い競争力を持つとの見方が一般的」と報じた。さらに、同じく中国の小米科技も韓国市場に複数のモデルを投入する見込みだという。
続けて、「XPERIA Z3」を9月3日に発表する予定のソニーについて、「2年前に韓国から撤退したソニーは、XPERIA Z3の韓国投入を検討している」と報じ、「ソニーは新商品で巻き返しを狙う」と伝えた。
記事は、韓国の通信業界関係者の発言として、「制度の改正が行われることによって、各メーカーがフラッグシップモデルを発表する9月からスマートフォン市場で熾烈な競争が繰り広げられることになる」と報じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの中国日報網は19日、韓国メディアの亜洲経済を引用し、韓国のスマートフォン市場の販売制度が「移動通信端末装置流通構造改善に関する法律」の施行によって変わり、2014年の下半期は日本や中国のスマートフォンが激しい競争を繰り広げる見通しと伝えた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-08-20 14:45