[ベトナム株]TMT自動車、インドの格安小型自動車を製造か

  TMT自動車[TMT](TMT Motor)は、インドの大手自動車メーカー、タタ・モーターとの提携に向けて積極的に交渉を進めている。   提携に成功すれば、TMTはタタ・モーターから技術移転を受け、タタブランド車両をベトナム国内で組み立てるという。公式には発表されていないが、国内で初めて組み立てられる車種は、タタ・モーターが2009年に発表した世界一安い自動車とされている「タタ・ナノ(Tata Nano)」になる可能性が高いといわれている。   TMTは現在、工場用地を確保すべく、紅河デルタ地方フンイエン省にある既存工場に隣接する20haの土地をTMTに割り当てるよう同省人民委員会に要請している。   なお、税関総局によると、2014年年初7か月にインドから輸入した自動車台数は4931台で、輸入自動車に占める割合が2013年の3.3%から15.5%へと急速に拡大した。この背景には、昨年下半期より、インド製小型自動車「タタ・ナノ」がベトナムでも販売されるようになったことがある。インド製自動車の1台当たりの輸入額は4357USD(約45万円)で、輸入先各国の中で極端に低い水準となっている。(情報提供:VERAC)
TMT自動車[TMT](TMT Motor)は、インドの大手自動車メーカー、タタ・モーターとの提携に向けて積極的に交渉を進めている。
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2014-08-20 18:00