早期利上げ観測からドル円１０３．７０円台と本日高値を更新＝ＮＹ外為

　ＮＹ時間のドル／円相場は上昇。欧州時間に見られたドル買い一服後は、方向感に乏しく１０３円台前半で推移した。しかし、米ＦＯＭＣ議事録で「雇用が増えたことで利上げが早まる可能性があると判断」などと伝わったことで、早期利上げ観測が高まり、１０３．７０円台と本日高値を更新した。 　一方、ユーロ／ドルは弱含み。序盤、１．３２ドル台後半でもみ合いが続くも、米ＦＯＭＣ議事録の発表後にドル高が進行したことで、１．３２５０ドル台まで下値を切り下げた。ただ、同水準では底堅さを見せ、その後は小幅に買い戻された。（執筆：外為どっとコム　編集担当：サーチナ・メディア事業部）