日経平均寄り付きは76円高、財務改善報道のマツダが強い

 21日の日経平均株価は、76円53銭高の1万5530円98銭で寄り付いた。  前日のNYダウが59ドル高と3日続伸。また、外国為替市場で円安が進行し、ドルが103円台後半を付けていることから、日本株でも輸出関連を中心に幅広い銘柄が買われている。  個別では、「パズドラ」が国内3000万ダウンロード達成と発表したガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> に買いが先行。キリンホールディングス <2503> と共同で酒類販促をネットで行うと報じられたアスクル <2678> や、財務改善で実質無借金経営に転じると伝えられたマツダ <7261> も急伸している。  また、エイブル店舗で格安スマホを販売すると発表したフリービット <3843> や、5―HT2B拮抗薬の物質特許が日本で特許査定を受けたラクオリア創薬 <4579> が買い気配となっている。  一方、7月中間期予想を減収減益計画に修正したタカショー <7590> が売り気配でスタート。8月中間期予想を最終赤字に減額したアダストリアホールディングス <2685> が急落しているほか、増税分家賃不払いで調査が入った吉野家ホールディングス <9861> は売りが先行している。(編集担当:片岡利文)
21日の日経平均株価は、76円53銭高の1万5530円98銭で寄り付いた。
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2014-08-21 08:15