アダストHDが大幅安、8月中間期予想は最終赤字に転落
アダストリアホールディングス <2685> が大幅安。午前9時36分に113円安(4.8%安)の2227円を付けている。
同社は20日引け後に今2月期の業績予想を修正、利益予想の大幅減額が嫌気されている。
8月中間期業績は、売上高については従来予想の869億円(前年同期比36.3%増)を据え置いたものの、営業利益は23億円から14億円(同62.8%減)に引き下げ、最終損益は5億円の黒字から4億円の赤字(前年同期は20億9000万円の黒字)に転落している。
売上高はほぼ従来予想並みを見通したものの、利益面では海外子会社で値下げロスの増加、国内ではセール開始時期の分散化や天候不順の影響などでセール期の販売が苦戦。不振ブランドの在庫消化や人件費・減価償却費の増加なども響いたという。
下期(9月―15年2月)の業績予想は従来計画を据え置いており、通期予想は中間の減額分のみを下方修正している。配当金は従来予想から変更していない。(編集担当:片岡利文)
アダストリアホールディングスが大幅安。午前9時36分に113円安(4.8%安)の2227円を付けている。
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2014-08-21 10:30