川重や住友重が買われる、「精密機械」の成長期待が膨らむ
川崎重工業 <7012> が買われ、午前10時36分には9円高の396円まで上昇している。住友重機械工業 <6302> も物色されており、朝方に15円高の525円を付けた。両社とも今後は「精密」が稼ぎ頭になると21日付日本経済新聞が伝え、買い材料視されたようだ。
川重は産業用ロボットなど精密機械事業の強化で16年3月期に同事業の営業利益が220億円(今期予想比83%増)になり、営業利益の4割弱を占める航空宇宙事業に代わって稼ぎ頭になるという。造船や車両などと比べて量産効果が出やすく、利益率の高い同事業を拡大して収益力の底上げを目指す。
また、住友重についてはプラスチック射出成型機が伸びており、15年3月期には精密機械の営業利益が100億円と建設機械事業の80億円を抜く見通し。(編集担当:宮川子平)
川崎重工業(7012)が買われ、午前10時36分には9円高の396円まで上昇している。住友重機械工業(6302)も物色されており、朝方に15円高の525円を付けた。
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2014-08-21 10:45