三菱UFJモルガン証が中外薬の目標株価を大幅引き上げ

 中外製薬 <4519> の目標株価を、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が20日付リポートで引き上げた。  同リポートでは、従来の株価上昇要因となっていた2つの個別化医療関連新薬に加え、「テーラーメイド肺がん治療薬」と次世代のがん治療薬である「PD―L抗体がん治療薬」の発売が、「中外薬のがん領域トップメーカーの地位をより強固にした」と評価。また、自社創薬品の国際展開も成長を加速させると見通している。  これらの要因により、収益成長ステージがレベルアップし「株価が別次元に向かう」と同証券では予想。投資判断「アウトパフォーム(強気)」を据え置き、目標株価は2900円から5400円に引き上げている。    21日の中外薬の株価は、寄り付き直後に45円高の3725円まで上昇。その後は前日終値付近まで売り込まれたが、後場に買い戻され、再度高値をうかがっている。(編集担当:片岡利文)
中外製薬の目標株価を、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が20日付リポートで引き上げた。
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2014-08-21 13:15