アステラス製薬は成長ドライバー「イクスタンジン」が収益を牽引

  アステラス製薬 <4503> は新値街道を走り、抜群の強さを発揮している。「イクスタンジ」の牽引で、実態見直しを誘う好循環となっており、株価の強い動きはなお継続の方向が予想される。   医薬品産業を取り巻く外部環境は、医療費抑制策の進展、大型製品の特許切れや後発医薬品の浸透による医薬品市場の成長率低下。治療満足度が低く薬剤の貢献が求められる「アンメットメディカルニーズ」の高い領域を対象とするスペシャリティ市場の成長により、医薬品市場のセグメント化・複雑化が進展すると予測されている。   このような環境の中で同社は、「アンメットメディカルニーズ」が高く、高い専門性が必要とされる複数の領域「カテゴリー」において、「グローバル」に付加価値の高い製品を提供。各々の「カテゴリー」にて「リーダー」としての存在を確立する「グローバル・カテゴリー・リーダー(GCL)」というビジネスモデルの構築を目指す。   今2015年3月期は、、日本で前立腺がん治療剤「イクスタンジ」(海外製品名「XTANDI」を発売、同じく日本で組換えインフルエンザHAワクチン「ASP7374」をインフルエンザの予防の効能・効果で承認申請した。   成長ドライバーと位置付ける「XTANDI」は、2014年8月末現在、26カ国(米国、カナダ、英国、ドイツ、フランス、韓国他)で発売されており、業績の牽引役となっている。   今2015年3月期の営業利益は2080億円(前期1862億円)が見込まれているほか、来期以降についても増益基調で推移するものと見られている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
アステラス製薬<4503>(東1)は新値街道を走り、抜群の強さを発揮している。「イクスタンジ」の牽引で、実態見直しを誘う好循環となっており、株価の強い動きはなお継続の方向が予想される。
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2014-08-22 10:15