【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】1万7000ドル台回復のNYダウ、金利引上げ遠のく公算で10月まで強い

  8月7日付けの当欄で「NYダウは再び高値を奪回するには、当面の下値を1万6300~1万6400ドルにとどめ、8月20日頃までに7月30日の1万6880ドルレベルに反発する必要があるだろう」と指摘した。   ザラ場の安値は1万6333ドルまであったものの上昇する200日線に支えられた。グランビルの投資法則にある通り、上昇する200日線にタッチした処がまさに買い場となった訳だ。   そして、8月21日には1万7000ドル台えお回復、7月16日につけた1万7138ドル(終値ベースの高値)を奪回する可能性が出てきた。   米国経済は緩やかに回復しつつあるが、このところ個人消費がやや足踏みしており、来年半ばの早期利上げはやや急ぎすぎと言える。8月22日のジャクソンホールでイエレン議長がいかなる見解を示すのか。ここまでのところ、チャートでは米国株の上昇が10月頃まで続く可能性が示唆されているのだが・・・。(証券・経済ジャーナリスト)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
8月7日付けの当欄で「NYダウは再び高値を奪回するには、当面の下値を1万6300~1万6400ドルにとどめ、8月20日頃までに7月30日の1万6880ドルレベルに反発する必要があるだろう」と指摘した。
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2014-08-22 12:45