日経平均は47円安と10日ぶり反落、材料難に円安一服が重し
22日の日経平均株価は前日比47円01銭安の1万5539円19銭と10営業日ぶりに反落して取引を終えた。朝方は欧米株高を好感した買いが先行したものの、手掛かり材料難に連日高の反動もあって日経平均の上値は限定的だった。週末ということもあって前引けにかけて上げ幅を縮小。円安が一服したこともあり、日経平均はマイナスに転じた。
業種別では、大手証券による投資判断の引き下げが観測された前田建設工業 <1824> をはじめ、大成建設 <1801> 、大林組 <1802> などゼネコン株が下落した。新日鉄住金 <5401> など鉄鋼株も軟調。国際石油開発帝石 <1605> など資源開発株も売りが先行した。日本板硝子 <5202> などガラス株、HOYA <7741> など精密機器株もさえない。
個別では、連日ストップ高の北川精機 <6327> が利益確定売りに押された。中外製薬 <4519> も売られ、ファーストリテイリング <9983> 、ファナック <6954> など指数寄与度の大きい値がさ株も弱含みで推移した。
半面、自社株買いを発表したリーダー電子 <6867> はストップ高。中期経営計画を拡充したアルデプロ <8925> も堅調。EMシステムズ <4820> との業務提携を発表したデータホライゾン <3628> はストップ高配分された。(編集担当:宮川子平)
22日の日経平均株価は前日比47円01銭安の1万5539円19銭と10営業日ぶりに反落して取引を終えた。
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2014-08-22 15:00