日本の不動産市場、世界中から資金が流入 弱含んだ各指標は無関係=中国メディア

 中国メディアの騰訊財経は22日、米金融ニュース情報局・CNBCの報道として、「弱含んだ各指標から日本経済の回復に対する懸念が高まっているが、日本の不動産市場には世界中から資金が流入している」と伝えた。  記事は、英国の投資会社スタンダード・ライフ・インベストメンツの関係者が、「われわれはアベノミクスによって日本経済が回復し、不動産市場も回復するものと考えている」と語ったことを紹介。さらに同関係者は「すでに世界の投資家が日本の不動産市場に資金を投じ始めている」と述べたことを紹介した。  2014年4-6月期の実質GDP成長率が前期比年率でマイナス6.8%になったことについて、「投資家はアベノミクスに懐疑的になりつつあった」とする一方、アナリストのPeter Churchouse氏の発言として、「東京のオフィスビルの空室率が低下し、賃料が上昇しており、市況が上向いていることは確か」と論じた。  また、Peter Churchouse氏は「外国のファンドが日本の物件を買いあさっている」と述べたほか、日本の不動産投資信託も活況だと指摘。さらに小規模なファンドや個人投資家も東京や地方都市のマンションなどに投資しはじめているとし、世界から日本の不動産市場に資金の流入が続いているとの見方を示した。(編集担当:村山健二)
中国メディアの騰訊財経は22日、米CNBCの報道として、「弱含んだ各指標から日本経済の回復に対する懸念が高まっているが、日本の不動産市場には世界中から資金が流入している」と伝えた。
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2014-08-23 14:15