日経平均は70円高で寄り付き、為替の円安進行を好感

 25日の日経平均株価は、70円24銭高の1万5609円43銭で寄り付いた。  前週末のNYダウが38ドル安と5日ぶりに反落したが、外国為替市場でドルが25日朝方に104円台に乗せるなど円安進行が好感され、日経平均は反発での寄り付きとなった。  個別では、災害対策の遠隔監視システムを開発したピーエス三菱 <1871> が買い気配でスタート。1対4の株式分割を発表したアルフレッサ ホールディングス <2784> や、米社と共同でカーナビを開発するJVCケンウッド <6632> 、自社株買いを発表した伊藤ハム <2284> 、東証1部への指定を発表した盟和産業 <7284> などが買い気配となっている。  また、米通信部品メーカーを買収する村田製作所 <6981> や、低コストのマグロ養殖用飼料を開発と報じれた日本水産 <1332> が急伸している。  一方で、公募増資などによる資金調達を発表したファーストエスコ <9514> やブロンコビリー <3091> が売り気配となっており、今10月期3Q営業益が7%減益と観測されたパーク24 <4666> が軟調。物流拠点を集約化すると報道された良品計画 <7453> も弱含んでいる。(編集担当:片岡利文)
25日の日経平均株価は、70円24銭高の1万5609円43銭で寄り付いた。
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2014-08-25 08:45