スポット金下落、FOMC議事録の発表を受け早期利上げ観測の見方が強まったのが背景

 先週末(22日)のスポット金は米株安を受けて6営業日ぶりに反発した。木曜日(21日)に公表された連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受け、早期利上げ観測の見方が強まったのが背景。  米ワイオミング州ジャクソンホールで開かれた中央銀行会議の講演で、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は利上げ時期は慎重に決めるべきだと発言。過去5年に及ぶ経済の混乱で、数百万人の労働者が失業したり、求職をあきらめたり、パート勤務にとどめ置かれたりしていると指摘した。  22日のWTI原油先物10月限はおおむね弱地合いで推移し、小反落して引けた。一時92.91まで売られた。リビアの産油量の増加や、米国の原油受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの原油在庫が高水準であることも意識され、供給過剰への警戒感から原油の売り圧力が強まった。米株相場の下落も下押し材料となった。(情報提供:東岳証券株式会社)
先週末(22日)のスポット金は米株安を受けて6営業日ぶりに反発した。木曜日(21日)に公表された連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受け、早期利上げ観測の見方が強まったのが背景。
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2014-08-25 13:00