スターツが東証へ市場変更、公募増資や主要株主による売り出しも発表

 ジャスダック上場のスターツコーポレーション <8850> が25日引け後、東証から9月16日付で1部または2部への市場変更が承認されたと発表した。同時に新株式発行および株式売出しを発表しており、市場区分については新株式の売出価格等決定日(9月2―5日のいずれかの日)以降に決まる予定。  スターツは公募増資で180万株の新株式を発行し、オーバーアロットメントによる売り出しに伴い、最大87万株の第三者割当増資を実施する。発行済株式総数は最大で約5.2%増加する見通し。また、株式分布状況の改善や流動性の向上を目的に、創業者で代表取締役会長の村石久二氏ら主要株主も合計404万株を売り出す。  公募増資および第三者割当増資による調達資金の上限44億1819万1600万円は、東京都千代田区の神田東松下町再開発プロジェクトにおける共同住宅建築にかかる地盤調査費や、建築設計費用、建築工事代金などの一部に充当する予定。  なお、25日は14年9月中間期の売上高予想を730億円から700億円(前年同期比4.9%減)に下方修正しているが、営業利益などは従来計画を据え置いた。  25日終値は4円安の1792円。(編集担当:宮川子平)
ジャスダック上場のスターツコーポレーション(8850)が25日引け後、東証から9月16日付で1部または2部への市場変更が承認されたと発表した。
japan,company
2014-08-25 16:00