三菱化工機は高値モミ合い2ヶ月経過、過熱感薄れ出番近い
三菱化工機 <6331> は、7月急伸のあと高値圏で約2ヶ月の日柄調整となっている。過熱感は薄れ、再上昇場面が近そうだ。
7月7日に年初来高値534円をつけたときは25日線に対する乖離率が2倍程度に拡大、かなり過熱感が目立っていた。この反動から足元では25日線を若干、下回った水準にあるが、いつでも25日線を突破できる位置にあることはチャート上での注目点だろう。
材料は7月に急騰したときと同じで、来年に普及元年を迎える水素を燃料とした燃料電池車関連である。同社は得意とする水素ステーション建設で潤うことが期待される。
去る、8日には下水から生じるバイオガス原料による実証設備となる水素ステーションの起工式を福岡市中部水処理センターで行っている。
今3月期は営業利益で9億7000万円と前期の赤字18億1300万円から大きく黒字転換する。予想1株利益11.3円、配当は年5復配の見通し。
指標面では、足元の株価444円には割安感はないが、国策と位置づけることのできる水素エネルギーの有望性を注目すれば、「夢」という観点ではマザーズ的銘柄といえる。
9月の内閣改造後に上放れて7月の高値534円を抜いて600円台を目指すものとみられる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
三菱化工機<6331>(東1)は、7月急伸のあと高値圏で約2ヶ月の日柄調整となっている。過熱感は薄れ、再上昇場面が近そうだ。
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2014-08-26 09:15