日経平均は小幅安スタート、買い材料乏しく小動き
26日の日経平均株価は前日比3円61銭安の1万5609円64銭で寄り付いた。買い材料は乏しく、小動きとなっている。米国株は上昇したものの、ドル・円の上値がやや重くなったことから日経平均は小幅安スタートとなった。TOPIXは小幅続伸して取引を開始している。
業種別では、JR東日本 <9020> など陸運株、良品計画 <7453> など小売株、三井不動産 <8801> など不動産株が軟調。個別では、15年2月期業績予想を下方修正した近鉄百貨店 <8244> が下落した。15年4月期第1四半期で営業益28%減のアインファーマシーズ <9627> も売られている。
半面、15年2月期で営業益5割増と報じられたマルエツ <8178> が急伸。主力の金属事業が16年3月期で経常益91%増と伝わった三井金属 <5706> も物色されている。LPガスから水素をつくる装置を販売するとの報道を受け、大阪ガス <9532> も堅調。14年7月期業績予想を上方修正した内田洋行 <8057> は買い気配スタート。(編集担当:宮川子平)
26日の日経平均株価は前日比3円61銭安の1万5609円64銭で寄り付いた。
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2014-08-26 09:15