北川鉄工所は13週線抜き上昇相場に転換、建設関連

  自動車等の部品鋳造、工作機械、建設関連製品を手がける、北川鉄工所 <6317> は、1月7日(火)8円高(+3.98%)の209円と急反発している。26週移動平均線がサポートラインに切り返し、13週移動平均線を上抜いたことで上昇基調を強める方向となっており、中長期的な視点で注目したい。   工作機器の売上は減少しているものの、自動車関連部品や建設関連製品が好調に推移し、2014年3月期業績予想は、売上高428億円(前年同期比5.8%増)、営業利益18億円(同82.0%増)、経常利益21億円(同14.1%減)、純利益11億5000万円(同23.7%減)を見込む。年間配当は2円50銭(同50銭増)と増配を予定している。   株価は、9月24日につけた年初来の高値230円から10月8日安値183円まで調整、12月24日安値180円と下げて切り返す動き。今年3月に20億円を投資しタイに鋳造2次ライン増設。日系企業のグローバル調達の進展により、現地での需要が増加していることに対応し、生産設備を増強する。設備の増強で鋳造ラインの生産能力が月700トンに向上し、中長期で業績に寄与する見通し。月足でも9カ月移動平均線がサポート、PBR0.84倍と割り負けしており、高値奪回となれば、上昇基調を強める可能性があり中長期で注目したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
自動車等の部品鋳造、工作機械、建設関連製品を手がける、北川鉄工所<6317>(東1)は、1月7日(火)8円高(+3.98%)の209円と急反発している。
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2014-01-08 09:15