スポット金反落、ドル高や世界範囲の株高が代替需要を抑えたことが背景
週明け25日のスポット金は反落、2ヶ月ぶりの安値付近で推移した。ドル高や世界範囲の株高が代替需要を抑えたことが背景。
25日のNY外為市場ではドルが対主要通貨が上昇した。対ユーロ約1年ぶりの高値(1.3183)に上昇した。米金融当局が2015年中に初回利上げに踏み切るとみられている一方で、欧州中央銀行(ECB)は追加刺激策の可能性を示唆したことが影響した。イエレン議長は22日の年次シンポジウムで講演し、労働市場の改善が「予想よりも速いペースで続いた」場合は利上げが現在の想定よりも早く実施され、追加利上げのペースも速まる可能性があると述べた。また、米株式市場では、S&P500種株価指数は一時史上初めて2000大台に乗せた。企業買収や欧州の景気刺激策の見通しが相場を押し上げた。
25日のWTI原油先物は小幅下落、潤沢な供給と軟調な需要見通しが背景。
リビアやロシア、ウクライナをめぐる地政学的リスクは高まっているものの、市場の関心は米欧の弱い経済指標を背景とする需要軟化懸念に集まっている」と述べた。欧州時間にIfo経済研が発表した8月の独企業景況感指数は106.3と、7月の108.0から低下した。同指数の下落は4カ月連続だった。また、NY時間米商務省が発表した7月の新築一戸建て住宅販売件数(季節調整済・年率)は41.2万戸、前月の改定値から2.4%減、事前予想の42.7万戸を下回って、2カ月連続で落ち込んだ。(情報提供:東岳証券株式会社)
25日のNY外為市場ではドルが対主要通貨が上昇した。対ユーロ約1年ぶりの高値(1.3183)に上昇した。米金融当局が2015年中に初回利上げに踏み切るとみられている一方で、欧州中央銀行(ECB)は追加刺激策の可能性を示唆したことが影響した。
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2014-08-26 11:15