【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】NYダウはひとまず目先の天井、調整後10月に上昇へ
ジャクソンホールでの注目のイエレン議長の講演は「利上げの時期とペースについては、雇用と物価の動向を見極め、慎重に判断する」との見解を示し、中立的なスタンスを明確にした。
NYダウは終値ベースで捉えると、7月16日の1万7138ドルを高値に、8月7日の1万6368ドルの安値まで立会日数で17日(両端入れ)下げ、その後、反騰に移行し8月21日に1万7039ドルまで戻した。安値(8月7日)を起点に対等数値の17日目は、8月21日に当たり、当面は一旦、この辺りで上値が重くなる公算があろう。
その後、9月上旬から中旬にかけて、再度、下値を固める動きを見せた後、10月にかけて新高値に進むものと見ている。
米金利がさほど上昇しないなか、ドルは堅調で一時104円20銭の円安に振れたが、今後も米株が上昇するケースでは、円安、日本株高の連動が期待される。(経済・証券ジャーナリスト)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
ジャクソンホールでの注目のイエレン議長の講演は「利上げの時期とペースについては、雇用と物価の動向を見極め、慎重に判断する」との見解を示し、中立的なスタンスを明確にした。
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2014-08-26 13:00