サーラ住宅は1月高値を前にモミ合う、利回り4%、10月決算で配当取り

■サーラ住宅は1月高値を前にモミ合う、利回り4%、10月決算で配当取り   サーラ住宅 <1405> (東2)は、1月高値930円を前に880円台で堅調な展開。13週移動平均線が26週移動平均線を上抜けゴールデンクロスを示現。投資対象として配当方針や配当利回り妙味など見直される可能性があり注目したい。   同社は住宅事業と住宅部資材加工・販売事業を行っている。外断熱・二重通気工法の優位性、注文住宅事業と不動産業の両立、中・大型分譲地の開発力、地域密着経営に強みを持っている。足元の業績は、今10月期第2四半期売上高が167億7800万円(前年同期比3.0%増)、営業利益が7億0900万円(同6.8%増)、経常利益が7億3100万円(同5.7%増)、純利益が4億0100万円(同1.7%減)に着地。   通期業績予想は売上高が331億円(前期比1.9%増)、営業利益が10億7000万円(同11.0%減)、経常利益が10億9000万円(同14.6%減)、純利益が6億円(同19.8%減)を見込む。年間配当は35円(第2四半期15円 期末20円)を予定している。   政府が2020年までに普及を目指す「ネットゼロエネルギーハウス(ZEH)」の展示場を静岡県浜松市において宿泊体感ハウス(お泊まりハウス)として本年1月にオープン。太陽光発電(4.56kW)+停電時自立運転機能付家庭用ガス発電「エコウィルプラス」のダブル発電設備、HEMSを採用したスマートハウス仕様で、住宅の躯体・設備の省エネ性能の向上、再生可能エネルギーの活用等により、年間での一次エネルギー消費量が正味でゼロまたは概ねゼロとなる付加価値の高い分譲住宅を提供することが注目されており、来10月期は増益が見込まれる。   株価は、400円割れの底値圏から昨年10月高値953円と上昇。その後は、850円を軸にモミ合いが続いているが、800円処を下値として固めた感がある。バリュエーション的には、今期予想PER7倍台・PBR0.65倍と割安感がある。同社では安定的かつ継続的な配当を維持しつつ、内部留保の充実を図っているが、安定配当1株10円、純利益の30%相当のいずれか高い方を配当することを基本方針としており買い安心感がある。配当利回りは4.0%と利回り妙味が増しており、押し目買い妙味が膨らもう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
サーラ住宅<1405>(東2)は、1月高値930円を前に880円台で堅調な展開。13週移動平均線が26週移動平均線を上抜けゴールデンクロスを示現。投資対象として配当方針や配当利回り妙味など見直される可能性があり注目したい。
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2014-08-26 13:45