日経平均は35円高スタート、大塚HDやスリープロが買い気配

 27日の日経平均株価は、35円34銭高の1万5556円56銭で取引をスタートした。  前日のNYダウが29ドル高と続伸。欧州株も上昇したことに加え、外国為替市場でドルが104円前後で推移していることも好感され、日経平均は小幅高で寄り付いている。  個別では、新薬投入などの中期計画を発表した大塚ホールディングス <4578> が買い気配。今10月期の利益見通しを上方修正したスリープログループ <2375> や、9月中間期予想を上方修正したライドオン・エクスプレス <6082> 、ロボ部品減速機の生産能力増強が報じられたハーモニック・ドライブ・システムズ <6324> なども買い気配でスタートしている。  ほかにも、意欲的な中期計画を発表した川崎汽船 <9107> が急伸したほか、トルクメニスタンでの天然ガス施設の受注見通しが報じられた川崎重工業 <7012> が買い先行。財務改善見通しが報じられた曙ブレーキ工業 <7238> も買われている。  一方で、コーエーテクモホールディングス <3635> を特許侵害で提訴したカプコン <9697> が軟調。コーエーテクモも弱含んでいる。データ拠点の拡張が報じられたKDDI <9433> は小幅安となっている。(編集担当:片岡利文)
27日の日経平均株価は、35円34銭高の1万5556円56銭で取引をスタートした。
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2014-08-27 09:15