JR東海が朝高後に調整、リニア新線の工事費増額を懸念視

 JR東海 <9022> が朝方に200円高の1万5110円まで買われたが、その後に売り転換し、午前10時36分には105円安の1万4805円まで下落している。  同社は26日に、リニア中央新幹線の工事認可を国土交通相に申請すると発表。2027年完成予定で、品川・名古屋間285.6キロメートルを約40分で結ぶ計画を本格始動させた。  総工事費は5兆5235億円を見通しており、従来計画に対して誘導集電の採用や労務単価の上昇などで935億円を増額したことが、株価の売りにつながったもようだ。  鉄道インフラ関連の27日の株価は、鉄建 <1815> 、東鉄工業 <1835> などが買われている。(編集担当:片岡利文)
JR東海が朝方に200円高の1万5110円まで買われたが、その後に売り転換し、午前10時36分には105円安の1万4805円まで下落している。
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2014-08-27 10:45