日経平均終値は13円高、アクロディアやスリープロが一時ストップ高
27日の日経平均株価終値は、13円60銭高の1万5534円82銭と小幅反発。
前日NYダウの続伸に加え、ドルが104円前後と円安基調で推移していることから、日経平均は小幅高となり、35円高の1万5556円で寄り付き。直後に67円高まで上げ幅を拡大した。
しかし、手掛かり材料難もあり、その後は徐々に上げ幅を縮小、前場は前日の終値付近まで押し戻されてのもみ合いとなった。後場はドル・円がやや円高に振れたことで、日経平均は56円安まで下げる場面があったものの、為替の円安反転とともに値を戻し、小幅高で取引を終えた。
個別では、今10月期の利益見通しを上方修正したスリープログループ <2375> や、「コロプラ」でサッカー日本代表ゲームを配信するアクロディア <3823> や、自社株買いを発表が材料視されたアイスタイル <3660> が一時ストップ高まで上昇。
今12月期業績予想を上方修正した日本エスコン <8892> や、ロボ部品減速機の生産能力増強が報じられたハーモニック・ドライブ・システムズ <6324> 、中期経営計画の発表が好感された大塚ホールディングス <4578> なども急騰した。
また、国内証券が投資判断を引き上げたフェローテック <6890> 、新期のカバレッジが開始されたライト工業 <1926> なども大幅高している。
一方で、コーエーテクモホールディングス <3635> を特許侵害で提訴したカプコン <9697> が軟調となり、国内証券が目標株価を引き下げたしまむら <8227> も弱含んだ。
業種別では、証券、海運、医薬品、鉱業、建設株などが強調。一方で、陸運、小売り、その他製品、不動産、サービス株などが軟調となっている。(編集担当:片岡利文)
27日の日経平均株価終値は、13円60銭高の1万5534円82銭と小幅反発。
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2014-08-27 14:45