日経平均は52円安スタート、ドル・円の弱含みで売り先行
28日の日経平均株価は前日比52円55銭安の1万5482円27銭で寄り付いた。米国市場ではNYダウが底堅く推移したものの、ドル・円が103円台後半と円高が進んだため、東京市場では輸出関連株を中心に売りが先行した。
富士重工業 <7270> など自動車株の上値が重く、HOYA <7741> など精密機器株もさえない。野村不動産ホールディングス <3231> など不動産株も軟調。個別では、14年10月期業績予想を下方修正したナトコ <4627> や前日の後場から売りが殺到し、ストップ安配分されたデ・ウエスタン・セラピテクス研究所(DWTI) <4576> などが売り気配となった。
半面、自己株式取得を発表したゲオホールディングス <2681> や福島県の災害対応ロボットに関する支援事業に採択されたCYBERDYNE <7779> は上昇した。1部銘柄に指定されたディーブイエックス <3079> は買い気配スタート。(編集担当:宮川子平)
28日の日経平均株価は前日比52円55銭安の1万5482円27銭で寄り付いた。
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2014-08-28 09:15