スポット金2営業日続伸、ドル安及び地政学的な緊張感が背景
27日のスポット金は2営業日続伸。ドルが対主要通貨が下落したほか、根強い地政学的な緊張感もスポット金価格を支えた。
ロシアのプーチン大統領とウクライナのポロシェンコ大統領は26日、ベラルーシの首都ミンスクで会談し、ウクライナ政府と親ロシア派との協議をすみやかに再開し、停戦を目指すことで一致したものの、ロシア軍がウクライナに再び侵入する動きが報じられた。そのほか、米国株市場では2000を上回って過去最高値を更新していたS&P500種株価指数に、若干勢いの衰えが見える展開だったこともスポット金を支えた。
27日のWTI原油先物は小反落。
米エネルギー情報局(EIA)の原油在庫統計によると、米国の原油在庫は前週比207万バレル減と、市場予想を上回る減少幅を記録したが、WTIの現物受け渡し地点であるオクラホマ州クッシングの在庫は50.8万バレル増加した、増加は4週連続だった。(情報提供:東岳証券株式会社)
27日のスポット金は2営業日続伸。ドルが対主要通貨が下落したほか、根強い地政学的な緊張感もスポット金価格を支えた。
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2014-08-28 11:00