ミナトエレはストップ高、路上工事現場向け看板の新商材を取り扱い開始へ

 ミナトエレクトロニクス <6862> は30円ストップ高の101円を付けた。27日、新商材として、液晶ディスプレイなどの映像表示装置を設置して広告や映像を流すデジタルサイネージ技術を使った路上工事現場向け看板の取り扱い開始を発表した。日本DID(非上場)が開発した。  従来の工事看板は視認性が低く、工事の目的や期間の分かりにくさや、看板の乱立による作業効率の低下などが課題になっていた。路上工事現場でも高輝度液晶ディスプレイを使った看板を導入することで、現場の複数の看板を集約し、現場作業環境の改善を図ることが可能になる。また、現場の発電機から電源をとることで、災害による停電時であっても帰宅困難者への道案内表示や、テレビ・インターネットなどの画面を流すこともできるという。  ミナトエレでは大手建機レンタル会社に先行納品しているが、9月より正式に取り扱いを開始する。15年3月期業績に与える影響は現在精査中とした。  なお、27日は中国における販売網充実を目的に、既存の上海事務所に加え、広東省に事務所を新設することも明らかにしている。(編集担当:宮川子平)
ミナトエレクトロニクスは30円ストップ高の101円を付けた。
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2014-08-28 13:30