九州電が9月中間期の損益予想を開示、経常赤字350億円
九州電力 <9508> は28日引け後、14年9月中間期の損益予想を開示した。
原子力発電所の上半期中の停止を見込んで算出。経常赤字は350億円(前年同期は756億1200万円の赤字)、最終赤字は400億円(同357億900万円の赤字)とした。売上高予想は9400億円から9300億円(前年同期比7.1%増)に下方修正したが、電気料金の値上げなどが寄与して増収を確保できる見通しで、経常赤字は縮小する。ただ、特別利益が減少したことから最終赤字は拡大を見込んだ。
一方、15年3月期(通期)は再エネ特措法交付金の増加などを織り込み、売上高は従来予想比100億円増の1兆9050億円(前期比6.4%増)を予想した。原発再稼働の見通しが不透明なため、損益予想は開示していない。
28日終値は17円安の1059円。(編集担当:宮川子平)
九州電力は28日引け後、14年9月中間期の損益予想を開示した。
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2014-08-28 15:45