パイオニアが軟調、シャープとの資本提携解消を嫌気

 パイオニア <6773> が軟調。朝方に16円安(4.9%安)の312円まで売られている。  同社とシャープ <6753> は28日引け後、資本提携を解消すると発表。シャープは保有しているパイオニア株3000万株(発行済み株式の8.05%)を今15年3月期中に売却する方針としたことが嫌気された。  両社は光ディスク分野の共同開発などを目的に、07年に資本・業務提携を実施。今回は「当初の目的は達成した」ことによる資本提携の解消となる。  パイオニアの保有しているシャープ株1000万株(同0.59%も)も売却する方針。ただし、光ディスク事業における両社の業務提携は継続していくという。  シャープの株価は朝安後に反転し、午前10時5分時点では3円高の328円まで買われている。(編集担当:片岡利文)
パイオニアが軟調。朝方に16円安(4.9%安)の312円まで売られている。
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2014-08-29 10:00